〜創造を支える環境:板橋富士見幼稚園さん4〜
板橋富士見幼稚園さん(東京都)の園庭では、子どもたちの創作・創造を支える環境も工夫されています
(板橋富士見幼稚園さんのこれまでの記事はこちら:気持ちに向き合う場所、動線、子どもが旬に気づきやすいように)
以下の写真は、子どもたちが創作遊びに使う、さまざまな道具の棚です。
実にいろんな道具が用意され、それぞれ子どもが自分で出し入れするのに分かりやすいよう分類・名付けと写真添付をされています。
ざっと見て、
・いろんな容器
・かみ
・はながみ、セロテープ
・ぞうきん、スポンジ
・おろしき
・せっけん
・ザル
・カップ
・生き物の観察ケース
・すり鉢
・しぼり器
・泡立て器
・皿
・ボウル
・なべ、おけ
・ペットボトル(色水遊び用の色)
・お盆
・じょうろ
が常備されています。
いろんな道具や素材があると、もうそれだけで子どもの遊びや表現がぐぐぐ〜っと広がるんですよね。
いいですね〜ここまでいろんな道具や素材があると。
安価でかつ入手しやすいので、園庭での保育をもっと楽しく豊かにしたいな〜」という時はまずいろんな道具や素材を取り入れられるのがおすすめです。^^
あとは縄、ビニールシート、ゴザやお風呂マット、お風呂椅子、タイヤ、瓶ケース、丸太や板、すのこなどもおすすめです。
ボウルに泡立て器、色素、石けん、ストロー、ペットボトルに水、紙コップや容器を用いて、色水遊び中。
いろんな色、いろんな触感のものが試行錯誤されています。^^
こちらは作ったものを置く棚。「みんなのさくひんコーナー」
子どもの頃、皆さんも色んなものを作られたかと思います。
自分があれこれ工夫したり思いを込めたりして作ったものって、どれもこれも宝物でしたよね。^^
そんな宝物だから、「捨てたくない。みんなに見て欲しい!」を大切に、
こんな棚があると素敵ですね。
あなたの園庭やお庭でも、こんな風に子どもたちがいろんな想像や創造をできる環境を考えてみませんか?
園庭研究所 石田佳織
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※ 園内研修や団体研修、園内研究支援など、いつでもお受けしています。ご希望の内容や方法に沿って構成いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
園庭研究所HP:https://enteiken.com/
これまでの園庭研ブログ記事(2012~2022):心と体と学びとはぐくむ園庭づくり
おまけ(2007~2012):スウェーデンの暮らし良い環境デザイン