いのちのそばで

〜いのちのそばで〜

その場所の風土に合わなくて、枯れてしまった幼樹。

「あぁ〜ダメだったか…」と悲しい気持ちでいたら…。

小さな小さな緑の芽が、枯れたと思った幹から出てきて。

そして芽吹いてゆく。

今私は畑をしているのですが、昨年植えた苗木のうち、10本程が枯れてしまいました。

元々田んぼだった土地で、雨水が溜まりやすいので、『合わなかったか…』と残念に思っていたのですが…。

なんと、春になると、幹の根本に近い部分から芽を出していきました。枯れたままだったのは2本のみ!!

生き物の生きようとする力は、本当にすごいですね。

こうした ‘いのち’ の力を、子どもたちが日々の暮らしの中で体験していけると良いなぁと思います。

そうした機会や、機会が生まれる環境、そしてそうした出会いを楽しめる暮らしを、子どもたちと共に育てていきたいですね。^^

<おまけ>
子どもたちが ’いのち’ を体験していけるように。

園庭(お庭関係全般も)を、業者さんにお任せして作ってもらうのも良いですが、

こうして小さな苗木から子どもたちと選び、購入したりご家庭や地域の方から分けてもらったりして、植えて育てていくような活動もおすすめです。

失敗しても大丈夫。👍

いろんな種や苗を育てる中で、あなたの土地に会った’いのち’ が残り、育っていきます。

また、種や苗から育てることで、その土地に順応していきやすくなります。

うまくいかなかったら、「なんでだろう?」とみんなで話してみる。そして、また試してみる。

こうした試行錯誤や、生死も含めた ’いのち’ を子どもたちと楽しんでいただければ。^^

生きものの、力強さについては以前こちらでも書きました。
https://ameblo.jp/hagukumino-niwa/entry-11610637643.html

園庭研究所 石田佳織
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