子どもが出会った一つの自然から豊かな世界へ

〜子どもが出会った一つの自然から豊かな世界へ〜

子どもは日々いろんなことを感じ、気づき、思いを寄せていますよね。
特に、園庭や園やお家の周りなど、戸外では、室内以上にいろんな物事と出会っていることと思います。

一方で、「子どもたちに自然と触れ合わせてあげたいけれど、園庭や園の周りには自然が少なくて…」という声も少なからずうかがいます。

けれど、実はどんなに都会であっても、自然は私たちのそばに必ずあるんですね。＾＾

東京都内の都会の中で、ある子が見つけた鳥の巣から始まって、子どもたちと先生とが、鳥や自然の豊かな世界を一年をかけて楽しんだ実践が、雑誌『この本読んで！』2022冬第85号の「子どもたちの未来とSDGs絵本」p.62-63で紹介されています。（発行所：出版文化産業振興財団）

豊島区立目白第一保育園のくじらぐみの年長さんたちと先生との「鳥の巣ものがたり」です。

一人の子が園庭で見つけた鳥の巣を見つけ、この子どもの発見から、先生が鳥の絵本を子どもたちの紹介されました。

そこから子どもたちはいろんな遊びや視点を生み出し、さらにいろいろな絵本とも出会い…。

先生や親御さん、絵本作家さんも一緒に楽しみながら、子どもたちは鳥や自然の豊かな世界を探索していかれました。

一つの発見や思いから、実は広い広い世界に繋がっていくんですよね～。

そして、子どもたちの思いを汲みながら、絵本や遊び素材、見守り具合を考えられたり、保護者さんや絵本作家さんへ伝えられたり…といった保育者の専門性と経験の素晴らしさを改めて想いました。

あなたの園、あなたのお家でも、きっと力になってくれる記事だと思いますので、ぜひ手に取ってみてください。＾＾
この本読んで！ | JPIC 一般財団法人出版文化産業振興財団（立ち読み閲覧や購入ができます）

※目白第一保育園さんのくじらぐもでのご実践は、園庭調査研究グループでもヒアリング調査させていただきました。

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園庭研究所　石田佳織

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