〜9/9「バイオフィリアと保育・教育における園芸の活用」オンライン講座 ご案内〜
「バイオフィリア」。
これは、アメリカの社会学者であるE.O.ウィルソン(1984)が提唱した概念かつ仮説で、
「人は、生まれながらに自然や他の生命とのつながりを求める傾向がある」という考えです。
近年、この「バイオフィリア」に基づいた活動や空間デザイン(バイオフィリックデザイン)が注目されています。
そこで、医療や福祉、都市、職場における園芸との関わりや環境デザインについて研究・実践をされてきました豊⽥正博さん(兵庫県立大学大学院/淡路景観園芸学校)と、バイオフィリアに基づいた保育・教育について考えてみませんか?
「バイオフィリアと保育・教育における園芸の活用」についてじっくり学ぼう!オンライン講座
【日時】9月9日(土)16:00~17:30(放課後対話:~18:00)
【料金】2,500円/お一人
※ 園や団体として4名以上で参加/視聴される場合は、1万円/団体とさせていただきます(お支払時に4人分でご購入ください)。
※ お申込者さま限定で録画配信させていただきます(当日欠席の方も視聴いただけます)。
【お申込】
・peatixより https://enteiken20230909.peatix.com/view
もしくは
・石田へメールのうえ口座振込 kaori.hagukumi@gmail.com (Peatixへ登録されていない方はこちらの方法でお願いします)
【お話の内容】(1時間ほど。残り30分は質疑応答)
1.バイオフィリア
・定義(エドワード・ウイルソン)
・バイオフィリアと遺伝(ロジャー・ウルリヒ)、種族の生存(スティーブン・ケラート)
・自然体験不足障害(リチャード・ルーヴ)
2.園芸作業の特徴
・感覚体験:五感を通した刺激の入力
・繰返し動作:園芸作業には日常生活動作が含まれ誰もができる
・目と手の協調性
・身体の巧緻性
・配分性注意
・社会性(共感・協働・協力・互譲)
3.脳科学から考える園芸の癒し
・好まれる景観・注意回復理論(カプラン夫妻)
・癒されている時の脳
・園芸作業と癒し
4.発達段階に応じた緑の環境、園芸体験
・事例紹介(こども園、特別支援学校高等部農業実習など)
【講師】豊⽥正博さん
兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科 教授 / 淡路景観園芸学校 主任景観園芸専門員
①園芸療法 ②農福連携 ③バイオフィリックデザインやセラピューティックガーデンの研究や実践に取り組む。
淡路景観園芸学校教員紹介 https://www.awaji.ac.jp/about/staff/sennin/toyoda
主催:園庭研究所
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※ 園内研修や団体研修、園内研究支援など、いつでもお受けしています。ご希望の内容や方法に沿って構成いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
園庭研究所HP:https://enteiken.com/
これまでの園庭研ブログ記事(2012~2022):心と体と学びとはぐくむ園庭づくり